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【建設土木業】高齢化・人手不足対策に「建設土木業のデジタル化最新事例」8選

2022.05.30
コラム
【建設土木業】高齢化・人手不足対策に「建設土木業のデジタル化最新事例」8選

業界別シリーズとして、業界ごとのICT活用、デジタル化の課題・対策、そして事例をご紹介いたします。

同じ業界はもちろん、他業界の皆さまにもより具体的に、自社に役立つデジタル技術や手法のヒントが見つかるかもしれません。

前回は【士業】編をお届けしました。

【士業】プロフェッショナル「士業ビジネス、デジタル化最新事例」6選

業界ごとのICT活用、デジタル化の課題・対策、そして事例をご紹介いたします。今回は【士業】編です。行政の手続きや顧客の環境もデジタル化する流れの中、士業の皆さまも積極的に自らの業務のデジタル化を進めている印象があります。 | パソコン・複合機・ネットワークの総合IT商社は浅間商事

今回は【建設土木業】編です。

本記事は建設土木業の中でも、主に総合工事業、設備工事業系のお客さまによくある課題とデジタル化対策、事例をご紹介してまいります。

はじめに

建設土木業業界では、高齢化・人手不足、働き方改革の推進※1などの課題があり、大企業中心にDX推進が叫ばれています。ロボットやAIなど、新しい機器や技術を現場作業に取り込むといった事例が増えています※2。

また、国土交通省は、国土交通省発注の直轄土木工事入札時の総合評価において、ICT活用による生産性向上の取り組みに対し、入札時の評価につなげると発表しました※3。

一方で、コストを抑えた機器やソフトの導入でデジタル化を進め、日々の業務の効率化を進められるお客さまも多くいらっしゃいます。中小企業ならではのスピード感もあり、小さな取り組みであってもデジタル化の効果が見えやすい業界と感じております。

労働基準法改正による建設業の残業上限規制は、2024年4月から施行されます。本記事が建設土木業界で働く皆さまのデジタル化推進、そしてその先にある業務効率化や働き方改革のヒントになれば幸いです。

※1:国土交通省「建設業働き方改革加速化プログラム」

※2:建設DX事例集(一般社団法人日本建設業連合会)

※3:建設事業者の生産性向上の取組を工事に活かします ~生産性向上に関する取組を入札時の総合評価において評価~

建設土木業界のデジタル化課題と対策

建設土木業界の具体的な課題と、デジタルでの解決策をご紹介します。

社内の情報共有を、早く便利に行いたい

出張や外出が多く、社内の情報共有が大変。社内の情報確認のために帰社する必要がある。また、電話やメールのやりとりでは情報が不十分だったり、整理ができなかったりしている。

【浅間のご提案】

スマートフォンやタブレットなどのモバイル端末と、クラウドサービスアプリの併用がおすすめです。

スマートフォンの利用方法は通話だけではありません。アプリでクラウドサービスを利用すれば、パソコンとスマートフォンのデータ同期、社員同士のファイル共有やコミュニケーションにも利用できます。

また、スケジュール共有機能を使えば、社員全員のスケジュールをリアルタイムで更新・共有できます。スケジュール調整がより早く、かつ簡単になります。

スマートフォンでは画面が小さい場合、タブレットがおすすめです。ノートパソコンと画面の大きさが同じくらいながら、本体が軽く、費用面でもより安く導入できます。

社内のデータ共有にはNASをご活用のお客さまが多くいらっしゃいます。最近はクラウドストレージを検討されるお客さまも増えています。

NASは大容量で安価、クラウドストレージはインターネットと端末のみでデータにアクセスできるメリットがあります。

NASはVPN接続を使い、現場と会社でデータ共有する事例が多くあります。

クラウドストレージは、Microsoft 365の一部のプランでSharePointもご利用いただけますので、特にOfficeアプリ(WordやExcel)をお使いのお客さまにとって導入ハードルが低くなっています。スマートフォンやタブレット端末からもデータを参照できます。

【2022年最新版】NASの時流、メーカー比較~中小企業経営者・システム担当のためのIT

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社外との情報共有を、早く便利に行いたい

業務の都合上、社外の関係者が多く、情報共有が大変。関係者が集まる打ち合わせには、10分程度の会議でも現場に足を運んでいる。

【浅間のご提案】

打ち合わせについては、Web会議をおすすめしております。浅間商事のお客さまでも、会社と現場とのやり取りに、Web会議を活用されるお客さまが増えてきました。

また、ビジネスチャットやクラウドストレージを社外と共有することで、コミュニケーションやデータ共有をクラウド上で行うことも可能です。

Microsoft Teamsでは、チャネル(掲示板のようなもの)を柔軟に作成できます。案件ごとにメンバー限定のチャネルを作成し、関係者とのコミュニケーション、ファイル共有、Web会議を行う、といった活用をしている設備工事業のお客さまもいらっしゃいます。

書類や図面の長期保存が大変

耐震偽装や杭偽装の事件などを背景に、書類や図面の長期保存が法的に義務付けられるようになった。また、紙原本を社内や倉庫で保管しているが、置き場所にも困ってきた。

【浅間のご提案】

(建築物の図書の保存要件、電子化の条件等は、法的に専門的な内容になるため、本記事では割愛します。)

書類や図面の紙による長期保存は、管理に手間もコストもかかります。可能な範囲で電子化をおすすめします。

紙の電子化には、管理のコストや工数が減る、検索性が上がるといったさまざまなメリットがあります。保管が規定の年数必要だが保管場所に限りがあり、お客さまから電子化のご相談をいただいたケースもありました。

電子化した後は「データ保存(保管)方法」も重要です。

  • タイムスタンプや電子署名による改ざん防止
  • アクセス制限
  • バックアップ

タイムスタンプや電子署名は、必要に応じて、重要な書類には設定をおすすめします。

同様に、データを不要な人が利用したり、紛失や誤操作したりすることがないよう、保存場所(ファイルサーバー、NASなど)は必要に応じてアクセス制限をかけましょう。

バックアップも重要です。バックアップは紛失や誤操作対策だけでなく、セキュリティ対策にもなります。詳細は下記の記事をご参照ください。

(初心者向け)中小企業のバックアップまとめ ~セキュリティ・機器の故障・誤操作・BCP対策に

ファイルの誤操作、機器の故障、セキュリティ対策など、多方面でバックアップの重要性が増しています。バックアップの「321ルール」をベースに、浅間商事おすすめの中小企業向けバックアップ方法や、関連機能を解説しました。 | パソコン・複合機・ネットワークの総合IT商社は浅間商事

紙の図面の利用・管理が手間

図面の利用や管理は基本「紙」。データを印刷したり、紙をスキャンしたりといった手間がある。

【浅間のご提案】

(建築物の図書の保存要件、電子化の条件等は、法的に専門的な内容になるため、本記事では割愛します。)

「できる範囲」からの電子化をおすすめします。

図面の利用や管理に紙が多い点は、建設土木業界の特徴の一つと言えるかもしれません。

  • 元がデータであっても、出力して関係者で確認し、赤入れをデータに反映させる
  • 古い図面は紙で保管しているため、利用時は大判でコピーしたりスキャンしたりする

特に大きい建築物の場合、図面もA0、A1といった大判が基本サイズのため、パソコンのモニターなど小さい画面での利用が難しく、紙の方が効率的といったケースもあります。

行政や取引先への提出物が紙である場合はやむを得ませんし、デジタル化により効率が下がることは本末転倒ですので、内容によって電子化を進めることをおすすめします。

A2以上(A2、A2、A0):
大判のスキャン、印刷対応のお店や専門サービスがあります。古い図面で、汚れがある場合のスキャンおよび補正といったサービスもあります。

A3以下(A4、A3):
複合機でスキャン、(必要に応じて)印刷。

なお、当社の建設土木業お客さま事例はまだございませんが、電子黒板MAXHUB(マックスハブ)が建設業界でも活用され始めています。

MAXHUBはパソコンを搭載した大型ディスプレイで、直接ホワイトボード(電子黒板)として利用できるだけでなく、パソコンやスマートフォンの画面やデータを投影したり、遠隔で画面共有したりできます。

大型画面に図面を表示し、遠隔の関係者とも共有しながら同時に直接データに書き込みをするといったことが可能です。図面を印刷する必要がなくなった事例もあります。また、朝礼、会議や研修も遠隔で行えるため、外出や出張を減らせます。

当社でも取り扱いがありますので、詳細を聞きたい、デモをご覧になりたいお客さまはお気軽にお問い合わせください。

また、図面共有機能がある専用サービス「蔵衛門(くらえもん)」のご紹介も、この後ございます。あわせてご覧ください。

現場写真や図面の共有・工事台帳管理を早く簡単に行いたい

現場写真をデジカメで撮影している。現場で撮影した写真データを事務所のパソコンに取り込んだり、取引先と共有したり、現場ごとに整理して保管。さらに報告資料の作成をしており、この一連の作業が手間。
図面も基本は「紙」。データを印刷したり、紙をスキャンしたりといった手間がある。

【浅間のご提案】

専用のクラウドサービスがおすすめです。

浅間商事のお客さまでも、工事写真、図面、黒板などをデジタル共有できる、本業界向けクラウドサービスの導入が増えています。

その一つが「蔵衛門(くらえもん)」シリーズです。もともと工事写真管理ソフトでしたが、現在は工事写真を軸とした施工管理サービスへと進化しています。

「蔵衛門クラウド」は従来の蔵衛門の写真管理(電子小黒板、台帳作成/電子納品出力)機能に加え、現場共有(黒板・写真・図面の共有、コミュニケーションなど)機能が追加されました。

また、10インチの電子小黒板タブレット「蔵衛門Pad DX」と連携させると、工事写真を活用して図面や報告書の作成、管理、共有なども行えます。防水防塵、耐落下耐衝撃の堅牢ボディ、グローブをしたまま手描き入力もできるなど、現場に合った仕様になっています。

原価管理、工事進捗、経理作業を早く簡単に行いたい

見積原価の精度が今ひとつ。案件によっては利益がほとんど出ないこともある。工事が終わって時間が経たないと集計が終わらないため、請求も遅くなり、資金繰りも厳しくなる。
現場の社員や経理担当が、事務作業でいつも遅くまで残業している。

【浅間のご提案】

専用ソフトのご利用がおすすめです。浅間商事のお客さまでは、建設業向け原価管理システム「どっと原価NEO」の導入が増えています。

営業担当の見積もり作成、工事担当の予算・進行管理、経理担当の支払・売上・売掛管理、経営者の原価集計・分析までを一元管理でき、見える化・電子化・効率化を実現します。

迷惑メールが多く、セキュリティが心配

迷惑メールが増えて困っている。あまり機密情報はないと思っているが、ニュースを耳にして気にはなっている。

【浅間のご提案】

浅間商事では必要最低限の対策として、「ウイルス対策ソフト」+「UTM」+「バックアップ」の3つの組み合わせをおすすめしております。

個人情報やお客さまの機密情報を扱う業界は、セキュリティに大変厳しい企業さまが多い印象です。しかし、本来セキュリティ対策は業界問わず重要なものです。

自社には重要なデータがない、危険はないと感じられているお客さまも、実際にデータを失うと業務が停止することがあります。また、自社でウイルス感染し、取引先にウイルスメールをバラまいてしまうと信頼を失いかねません。

浅間商事のお客さまでも、ご担当者さまがITに詳しい場合はセキュリティ対策をしっかり取られる傾向にありますが、そうではない場合は実感がわかず、導入をためらうケースが少なくありません。

建設土木業界のお客さまでは次のような2つの事例があります。

  1. 迷惑メールが増えて困っている
  2. 現場から引き上げたパソコンがウイルス感染していた

1のケースでは、迷惑メールの増加を心配されたお客さまにセキュリティ対策をご案内し、その後、導入効果を感じていただけました。どれだけ攻撃を防いだかがわかるレポートも提出し、ご安心いただいています。

2のケースは、本社では対策していたものの、現場の対策が不十分だったために起きた事例でした。感染したパソコンを本社のネットワークにつなげると、そのまま社内に感染を広げる危険があります。

中小企業にちょうどいいご提案をしていますので、ぜひご相談いただきたく思います。

IT担当者の不在

専任のIT担当者がいない。社内のメンバーだけでは、パソコントラブル対応やセキュリティ対策まで手が回らない。

【浅間のご提案】

IT/OA機器のトラブルにより業務に支障が出る場合は、外部のサポートサービスご利用がおすすめです。

浅間商事でも「ITサポート」として駆け付けサポートをご提供しており、パソコンが突然動かなくなったときなど、お電話1本で訪問サポートしております。セキュリティ対策のご相談も対応しております。

資格を持ったアドバイザーが定期的にアドバイスもご提供。ここまでにご紹介したデジタル化施策の導入など、新しいことを始めるための効率的な体制作りにも役立ちます。

建設土木業界でも、ご加入いただいているお客さまが多くいらっしゃいます。

建設土木業界で導入が多い機器や設備

浅間商事のお客さまで、導入が多い機器や設備、その利用目的についてご紹介します。

デバイス(パソコン、タブレット、スマートフォン)

パソコンの定期的な入れ替え、初期設定の代行など承っております。

スマートフォンは通話だけでなく、クラウドアプリと連動されてメールやチャット、ファイル共有などにもご活用いただいています。

タブレットは、現場での使用にも耐えられる堅牢タブレット(耐衝撃、耐振動性能、防塵・防滴性能、耐熱・耐寒性能など)を導入されるお客さまが増えています。クラウドソフトとの組み合わせでご導入、ご活用いただくケースが多いようです。

ネットワーク機器(NAS、UTM)

基幹系ソフト利用のため、ファイルサーバーをお使いのお客さまもいらっしゃいますが、ファイル共有にはNASが安価、かつ管理の手間も少ないことから人気です。

UTMはセキュリティ対策だけでなく、複合機からNASやサーバーに転送したFAXをVPNで確認する、現場とつなぐ、といった用途があります。導入から設定、その後の運用サポートまでおまかせいただいております。

セキュリティ対策(ウイルス対策ソフト、UTM、バックアップ設定)

大手企業のセキュリティ対策が進んだため、その取引先や下請けを狙ったサイバー攻撃が増えています。大手企業と取引する場合、中小企業もセキュリティ対策を求められるケースが増えています。

必要最低限の対策として、「ウイルス対策ソフト」+「UTM」+「バックアップ」の3つの組み合わせをおすすめしております。

UTMはネットワークへの侵入対策だけでなく、VPNオプションにより、現場と安全に通信できる点でも重要です。通信速度が気になる場合、現場にもUTMを設置するお客さまもいらっしゃいます。

ソフトウェア、クラウド(Microsoft 365、蔵衛門、どっと原価NEO)

通常業務でOfficeアプリ(Word、Excelなど)が必要なお客さまには、Microsoft 365をおすすめしております。

毎月定額で最新のバージョンを使えるだけでなく、クラウド版の利用でテレワークが可能になる、ライセンス管理が容易になる、といったメリットもあります。

また、業界に特化したソフトもご紹介しています。工事写真、黒板、図面、台帳機能など、さまざまな現場の情報をデジタルで共有する「蔵衛門(くらえもん)」の導入が、浅間商事のお客さまで増えております。

原価管理システムは「どっと原価NEO」の導入実績があります。建設業・個別受注製造業などの見積・実行予算・原価管理・支払管理や他社会計ソフト連携などが可能です。

その他(ウェアラブルカメラ、複合機)

複合機は、仕様、コストなど、随時ご提案しております。複合機の機能を活用した、製本印刷や留め置きプリント、FAX転送といった設定など、運用に関するご相談、サポートも行っております。

また、ウェアラブルクラウドカメラのお取り扱いがあります。

防水防塵性能がある現場作業にも適した遠隔コミュニケーションが可能なウェアラブルカメラです。レンタルになりますが、デモ機をご覧いただくことも可能です。

浅間商事のお客さま事例

【空調設備工事業】

会社と現場との連携およびデータ共有に、モバイル端末をご活用。NASをVPN接続設定。
外出が多いため、スマートフォンやタブレットで移動中や現場でデータやメールの確認をしている。会社で受信したFAXもタブレットで確認。
浅間商事のITサポートにご加入いただき、IT/OAまわりの急なトラブルサポートにご活用いただいている。

【地盤調査、土壌調査】

業務の都合上、印刷が非常に多く、安くスピードがあるオルフィスをご利用。
数年前よりタブレットを活用。現場での紙の資料での打ち合わせも、その場でタブレット撮影。寸法の確認をすることもできるようになり、現場作業が変わってきたことを実感。

【電気設備工事業】

外出や出張が多い業務にて、メンバー間の連絡にMicrosoft 365を活用。
電話やメールでの調整を、Exchangeによるスケジュール共有に変更。会議もTeamsのWeb会議を活用し、帰社する時間も削減。

  • 社員全員のスケジュール共有がどこからでも可能に
  • TeamsによるWEB会議で打ち合わせのための移動が不要に

出張先からもスケジュール共有とWEB会議。クラウド活用で業務効率化

長期出張が多い電気設備工事業のお客さま。社内のスケジュール共有や連絡、会議のために帰社する必要があるといった点に課題がありました。Microsoft 365を導入し、クラウド上でスケジュール共有、チャットによる連絡、WEB会議での打ち合わせを実現されました。

【建設業】

Microsoft 365で主にTeamsとExchange Onlineをご活用。
主に現場作業の担当者はパソコンを使用しないため、スマートフォンからTeamsのWeb会議に参加したり、メールを送受信したりといったことができるようになった。

【建設業】

外出や出張時の連絡に個人の携帯を使用。経費や管理が不透明なだけでなく、電話のみのやり取りでは情報共有が不十分だった。法人用スマートフォン+Microsoft 365の導入により、情報共有が格段にしやすくなった。

  • 現場の写真や映像の共有が簡単に
  • クラウドでメールのタイムラグ解消、Teamsで社内外のオンライン会議と社内チャットを実現

現場とのコミュニケーション大幅改善。「個人携帯」から「法人スマホ+クラウド」へ

出張や外出が多い土木・建築工事の設計、施工などを営まれるお客様。社内連絡に個人携帯を使用していましたが、浅間のご提案で法人用スマートフォンとクラウドを導入。さらに自社ドメインも取得し、端末の管理、社内コミュニケーション改善から企業ブランドイメージ向上までを実現させました。

【リフォーム業】

以前からどっと原価NEOを利用していたが、サーバー導入による管理コストや手間が課題に。更新を機に「どっと原価NEOクラウド」(クラウド版)をご提案。サーバー無しで今までとほぼ変わらない業務が可能になった。
また、ネットバンクを利用しているため、セキュリティ対策としてUTMを導入。レポートで効果を確認いただき、導入効果にご満足いただいている。

【設備工事業】

セキュリティ対策としてUTMを導入。迷惑メールの減少を実感していただけた。

【建設業】

浅間商事にて事務所移転をサポート。UTM、NAS、Wi-Fi、複合機設定、ビジネスフォン+インターホンなどさまざまなIT/OA機器の導入および運用サポートをトータルにご支援。

移転を機にWi-Fiを社内用とゲスト用で分けた。また、現場から社内資料を見るためにVPN接続を新たに設定。これまで現場からのアクセス方法はさまざまだったが、VPN接続で方法が統一され、利便性と安全性が増した。

取扱商材が多く、知識の幅広さをご評価いただいているだけでなく、サポート付きのパック購入※により浅間商事がITトラブルの頼れる相談先となり、情報提供もIT業務にお役立ていただいている。

※あさまパック:浅間商事では、商品やサービスの選定からサポートまでを「パック」としてご提供しています。機器の設置・設定、導入後フォロー、保守サポートまでを含むため、導入から運用までのご契約が明確かつ簡素になり、特に中小企業のお客さまにご好評いただいております。

まとめ

業界別デジタル化事例シリーズとして、今回は【建設土木業】編をお届けしました。

建設土木業業界では、高齢化・人手不足、働き方改革の推進などの課題があり、DX推進が叫ばれています。一方で、小さな取り組みであってもデジタル化の効果が見えやすい業界と感じております。

本記事は、建設土木業の中でも、主に総合工事業、設備工事業系のお客さまによくある課題とデジタル化対策、事例をご紹介しました。

よくある課題と、デジタル化による解決策では次のような課題を解説しました。

  • 社内の情報共有を、早く簡単に行いたい
  • 社外との情報共有を、早く簡単に行いたい
  • 書類や図面の長期保存が大変
  • 紙の図面の利用・管理が手間
  • 現場写真や図面の共有・工事台帳管理を早く便利に行いたい
  • 原価管理、工事進捗、経理作業を早く便利に行いたい
  • 迷惑メールが多く、セキュリティが心配
  • IT担当者の不在

また、導入が多い機器や設備、その利用目的についてご紹介しました。

  • デバイス(パソコン、タブレット、スマートフォン)
  • ネットワーク機器(NAS、UTM)
  • セキュリティ対策(ウイルス対策ソフト、UTM、バックアップ設定)
  • ソフトウェア、クラウド(Microsoft 365、蔵衛門、どっと原価NEO)
  • その他(ウェアラブルカメラ、複合機)

現場、打ち合わせ(外出・出張)、図面、といった建設土木業ならではのキーワードを取り上げ、解説いたしました。

コストを抑えた機器やソフトの導入でデジタル化を進め、日々の業務の効率化を進められるお客さまが多くいらっしゃいます。

浅間商事では、お客さまの課題に合わせたご提案をしております。ぜひお気軽にお問い合わせください。

(当ホームページの情報は執筆時点、もしくは更新日時点の情報に基づいております。掲載後の状況により、内容の変更が生じた際、予告なしに変更・更新する場合があります。)
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