ポイント
警察庁発表の「令和8年上半期におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等について」から一部を紹介します。
令和8年上半期はランサムウェア被害が過去最多となり、フィッシング詐欺や「ニセ社長詐欺」、IoT機器を踏み台にした攻撃も増加しています。生成AIを悪用した手口の高度化にも注意が必要です。
弊社にも同様のご相談が多く寄せられています。まずは身近な対策から見直してみてください。
出典 警察庁 令和8年上半期におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等について
減らないランサムウェア被害

ニセ社長メール→SNSグループ作成→振込指示
令和8年1月から6月までに、認知件数127件、被害額約38億8,000万円が確認されている。

偽の警告画面、サポート詐欺
令和8年上半期における架空料金請求詐欺のうち、パソコンのウイルス除去をサポートするなどの名目で電子マネー等をだまし取る「サポート名目」の被害額は約8億3,000万円。

ネットワーク機器を踏み台、他へ攻撃

対策
- ランサムウェア被害の多くは、社外から社内につなぐ仕組み(VPN)の悪用が原因です
- パソコンだけでなく、ネットワーク機器やソフトも定期的にアップデートしましょう
- 古い・利用していないネットワーク機器は、社内ネットワークから外しましょう
- ウイルス対策ソフトは全PCに導入しましょう
- バックアップは定期的に取得し、1週間前の状態に戻せるかを確認。クラウド保存も検討しましょう
- 偽の警告画面や偽メール、社長を名乗る振込指示は、知っていれば防げる脅威です。組織内で共有しましょう
- 日頃の基本的な対策と、従業員一人ひとりの注意が被害防止につながります