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人事部からのお知らせメール、サポート詐欺の入り口かも(セキュリティーニュースレターVol.132)

2026.05.19
コラム
人事部からのお知らせメール、サポート詐欺の入り口かも(セキュリティーニュースレターVol.132)

今月に入り、人事評価や交通費精算など、人事部からのお知らせを装った不審なメールが確認されています。

受信メールのキャプチャ:給与や人事評価を装うメール、人事から新システム導入を装うメール、社内システムからの通知を装うメールいずれもリンクをクリックするとサポート詐欺画面が開く

このような詐欺メールはフィッシングサイトに誘導するものが主流ですが、こちらのメールは記載されたURLのリンクをクリックするとサポート詐欺画面が開きます。

サポート詐欺の特徴は、強い不安を煽り、すぐに電話をかけさせて判断力を奪う点にあります。

ポイント

サポート詐欺は「早急な修復が必要」などと騙して、サポート費用名目で金銭を要求します。

そのため、フィッシングのようにID・パスワードを盗まれるという段階を経ずに、金銭的被害につながりやすい手口です。

新年度は、入社・異動・働き方の変化が重なる時期です。社内からのお知らせを装った不審なメールには特にご注意ください。

対策

メールフィルタやセキュリティ対策を行っていても、不審なメールがすり抜けて届くことがあります。

そのため、「受け取った後にどう判断するか」も重要な対策となります。

不審なメールが届いたら

  • 件名に【機密】【重要】【緊急】など、急がせる文面には注意する
  • リンクをクリックして警告画面が表示されても、画面に表示された電話番号には連絡しない
  • 怪しい警告表示が出たらブラウザを閉じ、上司や管理部門へ報告する

万が一電話をしてしまった場合、リモート操作ツールのインストールや金銭の振り込みを指示されるケースが多く見られます。
要求には従わず、すぐに電話を切り、上司や管理部門へ連絡してください。

警告画面の消し方など、対処方法は下記をご参考ください。

パソコンに偽のウイルス感染警告を表示させるサポート詐欺に注意 | 情報セキュリティ | IPA 独立行政法人 情報処理推進機構

組織としての対策

あらかじめ社内でセキュリティ事故に関する確認先・相談先を明確にしておくことで、違和感があった際にすぐ相談でき、被害を大きく減らすことができます。

また、重要な連絡はメールだけに依存せず、社内ポータルやコミュニケーションツール(Teamsなど)の活用も検討しましょう。

セキュリティは一人の注意だけでは守れませんが、一人の油断が被害につながります。
組織全体で意識を持つことが、最大の対策です。

(当ホームページの情報は執筆時点、もしくは更新日時点の情報に基づいております。掲載後の状況により、内容の変更が生じた際、予告なしに変更・更新する場合があります。)
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