(※こちらの記事は2017年12月に公開された内容を、2023年3月に更新しております。)
みなさんこんにちは、浅間商事代表の柳沢です。
毎年約3,000社のお客様とお付き合いする中で、100名以下の中小企業にもセキュリティ対策としてUTMの導入が、かなり進んできたと感じています。
2023年3月現在でも、無料診断のご依頼を非常に多くいただいており、3台の診断機がフル稼働しています。
ただ、メンバーからの報告で気になる状況も見えてきましたので、まとめてみました。
本当にあった、これはまずい!「なんちゃってUTM」
レベル1 | ・レポートが出せないので効果があるのか、動いているのかもわからない。 ・安かったのでネット通販でUTMを購入したが、初期設定ができず置いたままになっている。 |
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レベル2 | ファイアウォール機能だけONで、ウィルス対策機能などがOFFの設定になっている。 |
レベル3 | 機器のリース期間は6~7年なのに、ライセンスは3年で終わり切れたまま。 (※機器リースが3年以上残っているのもかかわらず、ライセンスが切れたのでという理由で、さらに新しい機器を6年リースで契約させられていた実例もありました。) |
レベル4 | 電源は入っているがLANケーブルがつながっていないため全く意味がない。 (ランプが光っているので起動しているように見える) |
レベル5 | 電源もLANケーブルもつながっていない。下駄箱においてあるだけ。 (もはやランプが光ってもいない。涙) |
みなさんお使いのUTMのまずいレベルはいくつでしたでしょうか?
「それって本当にUTMですか?」
私たち浅間商事は、 しっかり電源を入れて、適切な場所にLANケーブルでつないで、必要な機能をONにして、ライセンスを毎年更新して、効果をレポートで確認して、対策をとって初めて本当にUTMが機能していると考えます。
「とにかくこれを置いておけばセキュリティ対策ができます。」というような言葉にはご注意ください。
UTMについては、 東京都の『中小企業向け サイバーセキュリティ対策の極意』(PDF)59ページを参考に 、少なくともファイアウォール、IPS、URLフィルタリング、ウィルス対策ソフトの 4つの機能は必要ということを前提にしています。
今使ってるUTMが本当に機能しているのか、10分程度の無料診断とヒアリングでわかりますので、ご依頼の方はお気軽にお問い合わせください。
※無料診断は東京都、埼玉県、栃木県宇都宮市の当社サービスエリア内の法人さまに限定させていただきます。
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「UTM(統合脅威管理)」の初心者向け解説です。UTM登場の背景を振り返りながら、その特徴や導入までをわかりやすく解説いたします。 | パソコン・複合機・ネットワークの総合IT商社は浅間商事
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【2021年最新版】UTMの時流、メーカー比較 ~中小企業経営者・システム担当のためのIT
中小企業の経営課題の一つともいえるセキュリティ対策。中小企業経営者・システム担当者の皆様に向け、昨今のセキュリティ事情およびUTMの時流を解説。最新のUTMメーカー別比較もご紹介します。