ご質問
雨や雷の災害が多くパソコンやネットワーク機器への影響が不安です。対策はありますか?
回答
大雨や雷などの災害からパソコンやネットワーク機器を守りリスクを最小限に抑えるためには、事前の備えが重要です。
また、天候が不安定で台風や雷も多く発生する8月から10月ごろにかけては特に注意が必要です。
日頃から意識しておきたい4つの対策をご紹介します。
設置場所の見直し
浸水リスクのある1階や窓際を避けて設置したり、大雨の恐れがある時にはあらかじめその場所を避けて置きましょう。
また、ハザードマップで地域の浸水リスクを確認しておくことも大切です。
落雷への対策
落雷は雷サージによってルーターやPCに被害を与える恐れがあります。
雷の発生時にはすぐにパソコンのデータを保存して電源を切り電源ケーブルやLANケーブルを抜いておくことが最善ですが、業務中においては難しい対応です。
そこで、無停電電源装置(UPS)の導入をおすすめします。さらに雷ガード付き電源タップや雷サージ保護付きのLANアダプター、などを併用することで落雷による過電流から機器を守ることができます。
⇒関連情報:落雷からパソコンを守るには?
データのバックアップ
複数の外部メディア(外付けHDD、USBメモリなど)やクラウドサービス(OneDrive)などでバックアップ先を確保し、日頃より定期的なデータ保管を行いましょう。
クラウドサービスでのバックアップなら災害時のみならず、様々な故障や破損の際に対応できるため特におすすめです。
⇒関連情報:落雷が多くパソコンのデータが破損しないか心配。バックアップを取る方法は?
万が一水没や落雷による異常が発生した時は
- 電源を入れない、充電しない
- すぐにデータ復旧業者や機器取り扱い業者に相談する
などの対応で被害が最小限に抑えられることがあります。
まとめ
災害から機器やデータを守りリスクを最小限に抑えるためには、事前の備えが何よりも重要です。
万が一異常が発生した場合でも、電源を入れずに冷静に対応し、専門業者に相談することで、復旧の可能性を高めることができます。
災害への対策やお困りごとは浅間商事までお気軽にご相談ください。