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【2021年最新】オフィスのネット改善!「浅間のインターネット高速化 入門書」第3回:オフィス編

2021.02.24
コラム
【2021年最新】オフィスのネット改善!「浅間のインターネット高速化 入門書」第3回:オフィス編

ライフラインと呼んでも過言ではなくなったインターネット。

ネットワークの構築、関連機器の導入やメンテナンス、回線の高速化は、IT商社である浅間商事の得意分野です。「浅間のインターネット高速化 入門書」として、初心者の皆さま向けにネットの高速化の方法について3回に分けて解説しております。

第1回:基礎知識編
第2回:実践(自宅編)
第3回:実践(オフィス編)

第1回「基礎知識編」では、インターネット速度のポイントになる要素を6つに分け、それぞれを解説いたしました。

【2021年最新版】ネットが遅い?「浅間のインターネット高速化 入門書」第1回:基礎知識編

初心者の皆さま向けに、インターネット高速化の方法について解説いたします。ネットワークの構築、関連機器の導入やメンテナンス、回線の高速化は、IT商社である浅間商事の得意分野です。「浅間のインターネット高速化 入門書」として、3回に分けてお届けいたします。第1回は「基礎知識編」です。 | パソコン・複合機・ネットワークの総合IT商社は浅間商事

第2回は「実践(自宅編)」として、浅間商事の社員の自宅環境を実際に調査・改善しました。

【2021年最新】テレワーク環境改善!「浅間のインターネット高速化 入門書」第2回:自宅編

初心者の皆さま向けに、インターネット高速化の方法について解説いたします。第1回「基礎知識編」に続き、第2回は「自宅編」。浅間社員の自宅インターネット環境を実際に調査・改善・検証いたしました。社長編として、太一社長の改善事例もご紹介しております。 | パソコン・複合機・ネットワークの総合IT商社は浅間商事

最終回の第3回では、「実践(オフィス編)」として、オフィスのネットワーク環境改善の必要性とその内容について、お客様事例を交えつつ、詳しく解説してまいります。

オフィスのインターネット環境のトレンド

現在のオフィスのインターネット環境のトレンドには、次のようなものがあります。

技術の進化

「ギガビット化」
第1回、第2回でも触れましたが、「ギガビット」と呼ばれる高速回線が普及し始めました。
オフィスでも動画、ウェビナー、WEB会議、クラウドサービスなど、回線に負荷のかかる技術の利用が増え、回線の速度はより重要になってきました。
また、以前はホームページの閲覧など、下り(ダウンロード)が主でしたが、ファイルのアップや、WEB会議のような双方向な通信など、上り(アップロード)も高速な環境が必要になってきています。

「無線化」
Wi-Fi(無線LAN)が一般的になってきました。機器の進化により、無線接続も安定性や安全性が高くなってきています。
Wi-FiはLANケーブルの配線の必要が最低限で済み、パソコンなど端末の移動がさせやすい点が大きなメリットです。オフィスのレイアウト変更が楽になりますし、社内のどこでもインターネットに接続できるため、業務を行う場所がケーブルの位置に縛られなくなります。

オフィス環境の変化

「ネット環境見直しのニーズ増加」
技術的な背景だけでなく、オフィス環境の変化により、ネット環境の見直しニーズが増加しています。
「接続端末の増加」+「クラウドサービス利用の増加」+「テレワークの増加」。これらの要素でより高速で安定したインターネット環境へのニーズが高まっています。

  • 接続端末の増加:パソコンだけでなく、スマートフォンやタブレットなどのモバイル端末を貸与する企業も増えています。また、近い将来、カメラ、センサーなど、オフィスの様々な機器がインターネットにつながっていく可能性があります。接続端末は増える傾向にあり、回線や機器もそれに合わせたものが必要になってきます。
  • クラウドサービスの利用:パソコンにインストールしたソフトウェア、保存されたファイルを利用するのではなく、常に通信しながらクラウド上のデータを利用するため、通信量と負荷が増しています。
  • テレワークの増加:テレワーク環境の整備には、機器・設定の見直しが必要になります。たとえば、インターネットVPNで外部からの接続が増えると、速度や安定性に影響することがあります。

セキュリティ対策

セキュリティ対策の重要性は昨今に始まったトピックではありませんが、常に新しい攻撃が出てくることを念頭に置く必要があります。

ネットワークにおいて、セキュリティについては新しい情報を取り入れ続け、必要な対策を講じていくことが重要です。

オフィス(法人向け)と家庭の違い

インターネットの速度改善は、法人向けと家庭向けで共通する点は多くありますが、やはりオフィスにはオフィス向けの環境構築が必要になります。

回線や契約

回線:高速かつ安定性が高い光回線が基本。可能であれば法人向けNURO(NURO Biz)がおすすめです
プロバイダー:個人・法人両方申し込めるプロバイダーや格安系など、利用者が多いと遅くなることが多いです
法人向けプラン:会社によって異なりますし、内容はまちまちですが、法人向けプランは固定IPやセキュリティ、オンサイト保守など付帯サービスがあるケースがあります

機器

オフィスの回線スピードにおいて、パソコンの性能、CPU、やメモリ、HDDがボトルネックになっていることが多々ありますが、お客さまが意外と気付いていないケースが見受けられます。

パソコンの入れ替えで改善する事例が多くあります。
パソコン起動時に一緒に起動するソフト、常駐ソフトなどが常にメモリを消費したり、インターネットも画像や動画の閲覧、ソフトの自動アップデートなどで通信量も増えたりしています。気づかないうちにパソコンの処理速度(スペック)が、ボトルネックになります。
CPUは「セレロンやCORE i3→CORE i5」、メモリは「4GB→8GB」、HDDは「SSD」に変更することをおすすめしております。

また、ルーターは家庭用ではなくビジネス用をおすすめしています。接続端末数、安定性(電波の強度)、壊れにくさ、サポートなどにおいて、家庭用に比べ優位性があります。

浅間商事の「ネットワーク環境調査」とは

このように、技術の進化や環境の変化に伴い、数年インターネット環境を見直していないだけでも、ネットが遅く感じたり、安定感がなくなったりといった事象が起きています。

浅間商事では、主に次のようなことがきっかけになり、お客さまのネットワーク環境調査をさせていただいています。

  • ネットが遅い気がする、というお客さまからの申告
  • アドバイザーが別件で訪問時、ネットが遅い気がして環境を見せていただいた
  • ハブが古いなど色々なボトルネックが見つかり、浅間から環境調査サービスをご案内

調査結果や改善内容は様々ですが、ネットが遅い・不安定な状況は、それだけで業務に影響します。

たとえば、デザイン・グラフィック系など、重いデータを扱う会社様は仕事の効率に直結します。

また、より高速で安価なサービスが提供されている状況で見直しをしていなかったため、無駄なコストを払っていた、社員が個人的にWi-Fiのアクセスポイントをつなぎ、自分の携帯電話で動画などを見ていたケースもあり、そのような会社全体のコストやセキュリティポリシーに関わる※課題が見つかることもあります。

インターネットはインフラですが、その進化の速度は大変早いものです。導入してから一度も見直していない、というお客さまもいらっしゃいますが、2、3年に一度の調査や見直しを浅間商事ではおすすめしております。

※会社のネットワークに個人の端末を接続する(=データにアクセスできる、侵入可能)

浅間商事のサービス

回線・プロバイダーの契約代行、設置設定代行、配線工事など、ネットワーク環境構築は浅間商事でトータルに対応できます。もちろん、お客さまに必要な改善のみ、発注いただくことが可能です。

ネットワーク環境改善は、次のような流れでサービスをご提供しています。

環境改善の一連の流れ

  1. ヒアリング
  2. スピードテスト
  3. ネットワーク環境調査
  4. 簡易ネットワーク図作成
  5. 想定ボトルネック(ネットが遅くなっている場所)特定
  6. 改善提案
  7. 改善作業(契約代行、配線工事、設置設定代行など)
  8. 改善後検証 スピードテスト 体感チェックなど

1. ヒアリング
お客さまの状況、および課題をおうかがいします。

2. スピードテスト
Googleスピードテストなどで現在の速度を確認いたします。
なお、遅いケースでは5Mbpsなど1桁台、早いケースでは100Mbps以上が目安になります。浅間商事で調査したお客さまでは、20~50Mbps前後がよく見るスピードですが、体感でも課題を感じている場合は改善できる可能性がある数値です。

3. ネットワーク環境調査
ネットワーク機器、ケーブル、配線や配置など、お客さまのオフィスにおうかがいして、現場を確認させていただきます。

4. 簡易ネットワーク図作成
環境調査をもとに、お客さまのオフィスのネットワーク図を作成いたします。

5. 想定ボトルネック(ネットが遅くなっている場所)特定
作成したネットワーク図を元に、ボトルネックを特定します。一か所である場合もありますが、複数の場合もあります。

6. 改善提案
想定ボトルネックに対し、改善内容をご提案いたします。契約変更、機器の設定変更、取り換え、配線の変更など、お客さまの状況に合わせたご提案をいたします。
設定を少し変えただけ、プロバイダーを変更しただけで問題が解決するというケースもあります。

7. 改善作業(契約代行、配線工事、設置設定代行など)
ご提案内容の改善作業を行います。

8. 改善後検証 スピードテスト 体感チェックなど
改善作業後の検証です。
スピードテストで改善後の速度の確認をしたり、お客様が実際に業務を進められての体感などをおうかがいしたりします。その後、必要に応じてサポート、運用のフォローもお手伝いいたします。

お客様のネットワーク環境改善事例

浅間商事でネットワーク環境を調査し、改善提案させていただいたお客様事例をご紹介いたします。

要素(ボトルネック)ごとに事例をご紹介しており、お客様の環境によって原因や改善点が異なることがおわかりいただけると思います。

なお、すべて100名以下の中小企業のお客さまです。

回線の種類

【設計会社】テレワークが増え、インターネットVPN接続時の速度が遅いことが課題に。浅間からのご提案で他社光回線からNURO Bizに変更したところ、下り1.0Mbps前後、上り25.0Mbps前後から、上り下り共に150Mbps前後までに改善し、大変高速なネット環境を整備されました。なお、回線変更時に社内のWi-Fiを家庭用からビジネス用のものに変更し、社内の無線環境も改善しました。

【販売・加工】他社光回線からNURO Bizに変更。速度改善だけでなく、固定IPが利用できるため、VPN経由で各拠点からの販売管理システムの利用が安定するようになりました。

回線業者、プロバイダー

【教育施設】光回線を使用していましたが、遅いときは1桁代のスピード。浅間のご提案でプロバイダーを変更したところ、速度は100~200Mbpsにまで上昇しました。

【デザイン業界】光回線を2回線契約されていたお客様がいらっしゃいました。先に契約した回線が遅かったため、追加でWi-Fi用に別途回線を契約されたとのこと。浅間からはコスト削減や高速化のために、新たな高速な回線サービスと社内のWi-Fiパックをご提案しております。

端末の数、配置

【デザイン業界】在宅勤務をしているお客さまから、新しくつないだパソコンだけネットが遅いというご相談。接続端末が複数あったため、一度他の端末をすべて切っていただいたところ、スピードが改善。接続端末数が原因でした。家庭用ルーターでは機能的な限界があるため、在宅も含め、業務に使うネットワーク機器はビジネス向けモデルをおすすめしております。

【美術業界】アドバイザーがお客様先でファイルのダウンロードをしたところ、異様に遅かったため、念のためルーター周りを確認。UTMの上にハブが載っており、熱を持っていました。重ねていた時はダウンロード3Mbps程度が、重ね置きを止めた直後8Mbpsに。機器の配置の見直しだけで改善が見られた事例。

ルーター、ハブなど

【士業】クラウドサービスのダウンロードが遅いとのご相談。スピードテストをしたところ、遅いときはダウンロードが1桁台とスピードが安定しませんでした。メインのハブがボトルネックと特定し、ギガ対応のハブに変更。70Mbpsほどの速度に改善し、安定するようになりました。

【広告業界】重いデータをやり取りすることが多いお客様。ネットスピードへの不満が高まっていました。スピードテストの結果は、利用中のUTMのスループット値とほぼ同じ。そのため、UTMをよりスループット値の高い機種への入れ替えを検討することになりました。なお、速度改善のためにUTMの入れ替えを検討される事例は、他のお客様でもあります。

端末(スペック・OS・ソフトウェア、ケーブル)

【士業】メモリ4GB、HDDのパソコンを入れ替え。遅かったクラウドサービスがスムーズに利用できるようになりました。

【卸売業】ハードディスクタイプのデスクトップパソコンから SSDタイプのノートパソコンに入れ替え。大変快適になったと喜ばれました。

環境要因

【自宅兼事務所】自宅を兼ねた会社事務所で、1階にひかれたインターネットのWi-Fiが3階まで届きませんでした。浅間商事で3階まで有線LANの配線工事を行い、改善。無線化がトレンドになっていますが、有線LANは安定性が高く、環境や建物の状況によっては有線LAN配線もいまだ強いニーズがあります。

まとめ

ライフラインと呼んでも過言ではなくなったインターネット。オフィスではもちろん、家庭でもテレワークの普及などでその速度や安定性はさらに重要なものになっております。

インターネットの高速化は、ネットワークの構築、機器の導入、回線の高速化サービスを提供している浅間商事の得意分野です。「浅間のインターネット高速化 入門書」として、3回に分けて解説をお届けします。

第3回は「実践(オフィス編)」。
オフィスのインターネット環境のトレンド、家庭との違いを解説し、浅間商事のサービスと事例を紹介いたしました。

オフィスのトレンドには次のようなものがあります。

  • 技術の進化(ギガビット化、無線化)
  • オフィス環境の変化(接続端末の増加+クラウドサービス利用の増加+テレワークの増加)
  • セキュリティ対策

また、法人向けと家庭向けで共通する点は多くありますが、やはりオフィスにはオフィス向けの環境構築が必要になります。

  • 回線や契約
  • 機器(端末、ルーター、ハブ)

続いて、浅間商事の「ネットワーク環境調査」とサービス内容の詳細をご案内。お客様事例では、多種多様なお客様の課題、改善案をご紹介いたしました。

3回に分けてお送りした「浅間のインターネット高速化 入門書」、いかがでしたでしょうか。

浅間商事の「ネットワーク環境調査」は、現状に不満を感じているお客さまはもちろん、ネット環境を2、3年見直していないというお客さまにもおすすめです。

気づかないうちに遅い環境で業務を行っており、時間や労力を無駄にしている可能性があります。また、セキュリティが不十分な場合も、適切なご提案をさせていただきます。

ぜひ浅間商事までお気軽にご相談ください。

(当ホームページの情報は執筆時点、もしくは更新日時点の情報に基づいております。掲載後の状況により、内容の変更が生じた際、予告なしに変更・更新する場合があります。)
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