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中小企業も必須!台風などの緊急事態に備えたBCP対策

2019.10.21
社長ブログ
中小企業も必須!台風などの緊急事態に備えたBCP対策

このたびの台風19号の被害に遭われた皆様には、心よりお見舞い申し上げます。
被災された皆様が、一日も早く平常の生活に戻ることができますようお祈り申し上げます。

BCP対策の必要性

BCP対策という言葉を一度は聞かれたことがあるかと思います。

BCPとは事業継続計画のことで、今回の台風をはじめとした自然災害、火災、犯罪などの緊急事態に遭遇した場合において事業への被害を最小限にとどめるための計画のことを言います。

緊急事態の具体例として中小企業庁では、大規模地震、火災、河川の大氾濫、インフルエンザの大流行などを上げています。

私の知り合いの会社でも昨年2社が火災の被害にあい、全焼はしなかったものの、多くの機械や書類が消火による放水で水浸しになってしまったそうです。

地震や台風は防ぎようがありませんし、火災は他者の過失で巻き込まれてしまうリスクがあります。どの企業もこういった非常事態に陥るリスクと隣り合わせだと言えます。

サーバーデータのバックアップはできていますか?

先日、経営者3人で話す機会があり、台風19号が話題にあがりました。

今回の台風が来た時、私も知人経営者も、第一に社員やお客様の人身の心配をしましたが、第二に皆、サーバーのデータは大丈夫か?と心配をしていました。

サーバーにはお客様情報や請求情報、営業情報など多くの企業情報が保存されています。この中身が損なわれてしまうと通常営業に戻るまで相当長い時間がかかることが予想できます。また、お客様にご迷惑をおかけしてしまう事になりますし、場合によっては顧客流出の原因となる可能性もあります。

皆様の会社ではサーバーデータのクラウドや遠隔地へのバックアップはできていますでしょうか?
サーバーを利用されていない会社様でもNASやPCの対策はできていますでしょうか?

人身への対策として水や食料を確保されている会社様は多いかと思いますが、データへの対策もぜひ再確認頂ければと思います。

「もしも、会社が水浸しになっても…」
「もしも、サーバーやPCなどの事業に不可欠な設備が破損しても…」
「もしも、誰も出社できない状況になっても…」

事業を問題なく継続することができる準備をしていきましょう。

あさまのBCP対策

弊社では様々なBCP対策を取り入れています。参考になればと思い、一例を紹介します。

  1. 資料のクラウド共有:クラウドに資料を保管することで、会社が被災した場合のリスク回避
  2. Web会議:出社できない状況になった場合でも自宅から在宅ワークが可能
  3. リモートサポート:お客様先に訪問できない状況になった場合でも、遠隔地からお客様のパソコン画面を共有してサポートが可能

今回の台風をきっかけに人身やデータへのBCP対策をさらに強化したいと考えています。中小企業庁が「中小企業BCP策定運用指針」を出していますので、ぜひ参考にしてください。

https://www.chusho.meti.go.jp/bcp/contents/level_a/bcpgl_01.html

(当ホームページの情報は執筆時点、もしくは更新日時点の情報に基づいております。掲載後の状況により、内容の変更が生じた際、予告なしに変更・更新する場合があります。)

代表取締役社長 柳沢 太一代表取締役社長 柳沢 太一

立教大学法学部政治学科を卒業後、グロービス経営大学院MBA修了。IPAセキュリティプレゼンター。沖電気工業株式会社、キヤノンマーケティングジャパン株式会社を経て、祖父が創業した浅間商事株式会社に入社。二児の父。剣道二段。ビオラ弾き。

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