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社員満足度向上・定着率向上につながるテレワーク!中小企業も「できなければマズい」と感じた理由

2019.09.17
社長ブログ
社員満足度向上・定着率向上につながるテレワーク!中小企業も「できなければマズい」と感じた理由

お世話になります。浅間商事の代表 柳沢です。

Web会議システムなどのICTツールを活用して、カフェや家などで働く柔軟な働き方”テレワーク”が注目されています。

浅間商事では先日、数人のメンバーで実際にテレワークに取り組み、そのメリットと課題の洗い出しを行いました。その結果、社員満足度向上・定着率向上につながる効果を実感しました。また、中小企業でも「できなければマズい」とも感じました。

取り組んだ実践事例をご紹介します。

1.テレワークとは

自社のオフィス以外で仕事をすることです。自宅で仕事をする在宅勤務や場所を選ばず車やカフェなどで仕事をするモバイルワークも含まれています。働き方改革や東京オリンピックの交通混雑対策の一環で総務省も推進しています。

2.取り組んだ背景「テレワーク・デイズ」について

来年東京で開催されるオリンピックの混雑によるビジネスへの影響を減らすために、政府は2019年7月22日(月)~ 9月6日(金)の約1ヶ月間を「テレワーク・デイズ2019」実施期間と設定し、テレワークの一斉実施を呼びかけました。

浅間商事は本社が東京・上野にあり、オリンピック混雑の影響を受ける可能性もあることから、本社メンバーを中心に今回のテレワークデイズに参加して課題を洗い出すことにしました。

3.テレワークの実施を通じて分かった社員目線のメリット

テレワークに数人のメンバーと取り組んでみて、社員満足度向上や社員定着率向上に大きな効果を期待できると実感しました。主なメリットは下記の3つです。

  • 通勤時間を家事や家族との時間にあてることができ、プライベートが充実する
  • 都内へ満員電車で通勤するストレスから解放される
  • 電話や来客対応が無いため、作業に集中でき生産性が向上する

それでは、テレワークに取り組んだメンバー1人1人の感想を紹介していきたいと思います。職種やライフスタイルの異なるそれぞれのテレワークスタイルをご覧ください。

4.育児ママ/経理総務担当のテレワーク「子どもと同じ空間で仕事を」

初めてテレワークに取り組みました。集中出来るのかといった不安はありましたが、概ね業務は完了出来ました。会社に出勤しないため、時間的・気持ち的に余裕ができ、小学校での朝のラジオ体操にも参加できました。

また、午前中は小学生の子どもが夏休みドリルを進めて行くのを見守りながら勤務。(さながら監視)夏休み中の平日、同じ空間に居てあげられたことはとても有意義でした。

今後の課題として、経理業務としは郵送される請求書などが気がかり。主な請求書の処理が完了しているタイミングでテレワークを行うなど、スケジューリングの工夫をする必要を感じました。

また、社内システムのクラウド化を進めることができれば、さらに在宅で対応できる業務の幅も広がり、数日連続してテレワークを行う事もできる事を実感しました。

育児ママ/経理総務担当のテレワーク風景

5.人事総務担当のテレワーク「電話転送で会社と変わらない環境を実現」

普段は夫が寝ている間に出社するのですが、テレワーク当日は一緒に朝食をとり、有意義な時間を過ごすことができました。お昼休憩中にはロボット掃除機を動かし、部屋を綺麗にすることができて嬉しかったです。

業務に関しては、部署宛の電話を会社携帯に転送設定をして対応しました。

意外だったのは、来客対応が無かったため単純作業に集中して取り込むことができたことです。会社で仕事をするよりも効率的に仕事を終わらせることができました。

社外に持ち出しが可能な資料・作業が限られているので、連続したテレワークの実現に向けては課題が残ります。とはいえ、時間が有効活用できたり、プライベートの充実にも繋がったり、メリットを多く感じました。

自宅のワークスペースを充実させると、さらに快適に効率よく仕事ができると思いました。

人事総務担当のテレワーク風景

6.マーケティング/Web担当のテレワーク「自然豊かな環境でワーケーション」

自然豊かな地元に帰省し、蝉の鳴き声を聞きながらワーケーション気分で仕事をしました。(※ワーケーションとは、ワーク+バケーションのことで、休暇中に旅行先で仕事をする新しい働き方です。)

私の業務に必要なツールはインターネット環境さえあれば使用できるので、会社にいる時と大差なく仕事を進めることができました。とはいえ社内サーバーにアクセスできないので、事前に資料をクラウドストレージに移動させておくなど準備が必要です。

通勤時間なしに仕事ができるのは心身ともに負担が軽かったです。家事と睡眠に時間を充てることができるので、前日の夜の過ごし方の幅が広がりプライベートも充実すると思います。

何より満員電車での通勤地獄から解放されるメリットが最も大きく、ワークライフバランスを保つだけでなく、災害時にも有効な働き方だと思いました。

また、電話・来客対応がない分、作業の手を止めずに集中できました。その反面、タイムマネジメントの難しさを感じたり、アイデアに煮詰まった際に「こんな時会社だったら隣の人に話しかけてアイデアをもらったのにな」と思ったり。会社に集まって一緒に仕事をすることの大切さも再認識できました。

今回はiPhoneのテザリング機能を使用したため、継続的に行うには通信スピードと容量制限が心配です。また、デスクや椅子など、長時間作業に適したものではないので腰痛が…。自宅のワークスペースの整備を進める必要性を感じました。

マーケティング/Web担当のテレワーク風景

7.社員のテレワーク体験まとめ

以上、今回テレワークを体験した社員からのメッセージでした。

メリットを多く実感できましたし、課題も把握できました。課題を解消して、浅間商事では来年中にはテレワークを制度化したいと考えています。

テレワークについては中小企業でも、社員満足や社員定着の観点から「できたらいいな」の段階から「できなけばまずい」段階に時代が変化していると感じます。

先日、関東圏に直撃した台風15号では、企業の対応に賛否が分かれました。社員への連絡が無い企業や、社員に判断を任せる企業、極力出勤するように指示する企業へはSNS上で批判が相次ぎ、ニュースにも取り上げられました。テレワークができればオリンピックの混雑だけではなく、地震や台風などの災害時にも柔軟に対応をすることが可能です。


テレワークを導入したいという方は浅間商事にご相談ください。

弊社では、中小企業の働き方改革の実践事例を見学できる場として、見学ツアーを常時受け入れています。実際にテレワークをしている環境をご覧いただけます。ご興味のある方はお気軽にお問合せください。

(※オフィスツアーは、当社とお取引のある企業さま、今後お取引を希望される企業さま、入社を希望される方のみを対象としております。大変恐れ入りますが、該当しないお申込みに関しては、お断りさせていただく場合がございます。)

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代表取締役社長 柳沢 太一代表取締役社長 柳沢 太一

立教大学法学部政治学科を卒業後、グロービス経営大学院MBA修了。IPAセキュリティプレゼンター。沖電気工業株式会社、キヤノンマーケティングジャパン株式会社を経て、祖父が創業した浅間商事株式会社に入社。二児の父。剣道二段。ビオラ弾き。

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